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即興ピアニスト 榎政則さん
即興ピアニストとして、無声映画の伴奏に従事しています!
2019年02月11日 21:18:00
即興ピアニスト
榎政則さん
⇨榎政則サウンドクラウドサイト
Q.この度はフランスから一時帰国でのリサイタル開催、ありがとうございました。榎政則様のプロフィール、活動内容、音楽スタイルなどを教えていただけますか?
A. 当日配布のプログラムと同一のものです。普段の活動としては無声映画の伴奏ピアニストが主となっております。1900~1935年あたりの映画で、当時のスタイルそのままに映画にピアノの即興演奏でその場で音楽を付けます。その時の音楽は極めて自由で、クラシカルな音楽からジャズ・ポップス・民謡にいたるまで、様々な音楽を使います。映画以外にも、ダンスや演劇、インスタレーション作品にも伴奏をつけることがあります。様々な分野に音楽を即興でつけていくのを得意としています。
(プロフィールはこちら)→ 1991年生まれ。2009年麻布高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部作曲科を2013年に卒業し、そののち渡仏し、パリ国立高等音楽院音楽書法科第二高等課程および鍵盤即興科第一高等課程を2018年に卒業。2013年に稲垣足穂の小説による自作音楽劇「黄漠奇聞」を発表。2016年にARS MUSICA音楽祭に招待されヴァイオリンとピアノのための「竹文様」を発表。その他日本と欧州を中心に委嘱作品を多数発表している。2016年よりFondation Jérôme-Seydoux Pathéの無声映画の伴奏ピアニストとして定期的に活動するほか、Forum des Images、Cinémathèque Françaiseなどパリの主要や映画館でも無声映画の伴奏ピアニストを務める。また、2016年より小原花と「空箱」を結成し、声と即興演奏の舞台作品を定期的に発表している。
Q.この度「ピアノ即興リサイタル」をされました。知的好奇心をわかせるプログラム内容とお見受けしております。具体的にどのようなリサイタルだったか教えていただけますか?
A.2015年秋からパリにて即興演奏を勉強し始めました。今年をもって3年のプログラムが終わり一つの区切りとしてパリで勉強してきたことを披露する、というのが目的です。単純な伴奏付けから、クラシック音楽の形式を用いたり、声との共演をしたり、世界の音楽を使ってみたり、とひとつひとつにコンセプトを持たせながらバリエーション豊かな即興演奏する、というのがしたかったことです。
Q.今回、楽譜発売もしていらっしゃいましたね。どのような楽譜ですか?
A.今回の演奏会を記念して、出版社の方から楽譜を出版しないか、との打診がありました。そこで、この楽譜通り弾けば、「私の即興」を演奏できるというのがコンセプトの楽譜になっております。楽譜に書かれたものでありながら極めて即興的で面白い楽譜に仕上がっていると思います。
Q.フランスで習得されたと思われる即興演奏とは、どういうものなのでしょうか?
A.ひとつには、「考えられた即興」というものです。自分の癖に任せるというのではなく、しっかりと構築し、考えながら即興演奏をしていきます。また、即興ならではの緊迫感や驚きというものを大事にしています。
Q.LOVERSIONのスタインウェイグランドピアノB211ニューヨーク製はどのような弾き心地、音響でしたか?
A.特に弱音が美しく、つい弱音を多用したくなってしまいました。ホールとの兼ね合いもあるとおもいますが、非常に繊細で色合いが豊かであったと思います。どのような音楽にもベストな響きをもたらす非常に弾いていて楽しいピアノでした。
Q.LOVERSIONの印象や使用した感想などありましたら教えて頂けますか?
A.こじんまりとしていて、今回のように大切なお客様を集めての演奏会にはうってつけだと思いました。またレストラン部分も落ち着く空間でした。またの機会がありましたらよろしくお願い致します。
Q.今後のご計画や展望などをお聞かせいただけますか??
A.無声映画の伴奏はなんとしても日本でもポピュラーな文化になってほしいと思っておりますので、実際の活動を通して普及していきたいと思っております。また即興演奏ピアニストとして、インスピレーションとアイディアに満ち溢れた様々な形の演奏会を提示していきたいと思っております。
榎政則さん
⇨榎政則サウンドクラウドサイト
Q.この度はフランスから一時帰国でのリサイタル開催、ありがとうございました。榎政則様のプロフィール、活動内容、音楽スタイルなどを教えていただけますか?
A. 当日配布のプログラムと同一のものです。普段の活動としては無声映画の伴奏ピアニストが主となっております。1900~1935年あたりの映画で、当時のスタイルそのままに映画にピアノの即興演奏でその場で音楽を付けます。その時の音楽は極めて自由で、クラシカルな音楽からジャズ・ポップス・民謡にいたるまで、様々な音楽を使います。映画以外にも、ダンスや演劇、インスタレーション作品にも伴奏をつけることがあります。様々な分野に音楽を即興でつけていくのを得意としています。
(プロフィールはこちら)→ 1991年生まれ。2009年麻布高等学校卒業。東京藝術大学音楽学部作曲科を2013年に卒業し、そののち渡仏し、パリ国立高等音楽院音楽書法科第二高等課程および鍵盤即興科第一高等課程を2018年に卒業。2013年に稲垣足穂の小説による自作音楽劇「黄漠奇聞」を発表。2016年にARS MUSICA音楽祭に招待されヴァイオリンとピアノのための「竹文様」を発表。その他日本と欧州を中心に委嘱作品を多数発表している。2016年よりFondation Jérôme-Seydoux Pathéの無声映画の伴奏ピアニストとして定期的に活動するほか、Forum des Images、Cinémathèque Françaiseなどパリの主要や映画館でも無声映画の伴奏ピアニストを務める。また、2016年より小原花と「空箱」を結成し、声と即興演奏の舞台作品を定期的に発表している。
Q.この度「ピアノ即興リサイタル」をされました。知的好奇心をわかせるプログラム内容とお見受けしております。具体的にどのようなリサイタルだったか教えていただけますか?
A.2015年秋からパリにて即興演奏を勉強し始めました。今年をもって3年のプログラムが終わり一つの区切りとしてパリで勉強してきたことを披露する、というのが目的です。単純な伴奏付けから、クラシック音楽の形式を用いたり、声との共演をしたり、世界の音楽を使ってみたり、とひとつひとつにコンセプトを持たせながらバリエーション豊かな即興演奏する、というのがしたかったことです。
Q.今回、楽譜発売もしていらっしゃいましたね。どのような楽譜ですか?
A.今回の演奏会を記念して、出版社の方から楽譜を出版しないか、との打診がありました。そこで、この楽譜通り弾けば、「私の即興」を演奏できるというのがコンセプトの楽譜になっております。楽譜に書かれたものでありながら極めて即興的で面白い楽譜に仕上がっていると思います。
Q.フランスで習得されたと思われる即興演奏とは、どういうものなのでしょうか?
A.ひとつには、「考えられた即興」というものです。自分の癖に任せるというのではなく、しっかりと構築し、考えながら即興演奏をしていきます。また、即興ならではの緊迫感や驚きというものを大事にしています。
Q.LOVERSIONのスタインウェイグランドピアノB211ニューヨーク製はどのような弾き心地、音響でしたか?
A.特に弱音が美しく、つい弱音を多用したくなってしまいました。ホールとの兼ね合いもあるとおもいますが、非常に繊細で色合いが豊かであったと思います。どのような音楽にもベストな響きをもたらす非常に弾いていて楽しいピアノでした。
Q.LOVERSIONの印象や使用した感想などありましたら教えて頂けますか?
A.こじんまりとしていて、今回のように大切なお客様を集めての演奏会にはうってつけだと思いました。またレストラン部分も落ち着く空間でした。またの機会がありましたらよろしくお願い致します。
Q.今後のご計画や展望などをお聞かせいただけますか??
A.無声映画の伴奏はなんとしても日本でもポピュラーな文化になってほしいと思っておりますので、実際の活動を通して普及していきたいと思っております。また即興演奏ピアニストとして、インスピレーションとアイディアに満ち溢れた様々な形の演奏会を提示していきたいと思っております。